- What =「情報が入る“空欄(ブランク)”」
- 👉 「まだ書かれていない答えを後ろから受け取る空欄」
- 🧩 どういう“空欄”なのか?
- 🔍 空欄モデルで見る what の動き
- ① 疑問文
- ② 名詞節
- ③ 主語に来る場合
- ④ 補語
- ⑤ what to(空欄に入る行動)
- ⑥ what if(仮の空欄)
- whatは名詞の後ろには置けない(重要)
- ✔ まとめ表
- 🌟 英語の what は「名詞の位置に置かれた空欄」
- 🟩 まとめ:空欄モデルの最終形
- ✔ What = 未確定の情報を後ろの文で埋める“空欄”
- ✔ What = 名詞の位置に置かれたブランク
- **What の使い方を完全に理解するには
- ① 疑問代名詞(interrogative pronoun)
- ② 疑問形容詞(interrogative determiner)
- ③ 関係代名詞(relative pronoun)※先行詞なし
- ④ 限定詞(determiner)=名詞を限定
What =「情報が入る“空欄(ブランク)”」
英語では what は
- 文の中で本来 “名詞” が入る場所を空欄にする
- その空欄を 後ろの文(S+V)で埋める
という役割をします。
つまり what は
👉 「まだ書かれていない答えを後ろから受け取る空欄」
として理解できる。
🧩 どういう“空欄”なのか?
以下のようなモデルで説明できます👇
I know [ ______ ].
↑
what(空欄)
ここに
he said
to do
you want
happened
が後ろから入ってくる。
🔍 空欄モデルで見る what の動き
① 疑問文
What’s this?
= “this の空欄が未確定なので教えて” という質問
② 名詞節
I know what he said.
=「he said が入る空欄」を知っている
③ 主語に来る場合
What you did was great.
=「you did が入った空欄」が主語になる
④ 補語
This is what I want.
=「I want が入った空欄」が補語になる
⑤ what to(空欄に入る行動)
I don’t know what to do.
=「to do(行動)が入る空欄」を知らない
⑥ what if(仮の空欄)
What if it rains?
=「it rains が空欄に入った場合どうなる?」
whatは名詞の後ろには置けない(重要)
Whatだけは他のwhと違い名詞の後ろには置けない
❌ a pen what I wanted
は文法的に不可。
理由:
what = the thing which の意味を自分で内包しているので、
前に名詞を置くと “二重” になってしまうため。
✔ 正しいのは
- a pen which I wanted
- what I wanted(=私が欲しかったもの)」
- ■ Whatは
- → “もの・こと” として 名詞そのもの になる(名詞節を作る)
- What he said was true.
(彼が言ったこと=主語) - I know what you mean.
(あなたの意味すること=目的語)
✔ まとめ表
| 種類 | 修飾できる名詞 | 関係詞 | 例 |
|---|---|---|---|
| 人 | 人 | who / that | the girl who sings |
| 物・動物 | 物・動物 | which / that | the book which I read |
| 所有 | 人・物 | whose | the man whose car is new |
| 場所 | 場所を示す名詞 | where | the place where he lives |
| 時間 | 時間を示す名詞 | when | the day when we met |
| 理由 | reason | why | the reason why he left |
| ✖ | 名詞の後には置けない | what | what = “the thing which” |
🌟 英語の what は「名詞の位置に置かれた空欄」
✔ 英語は 語順が固定=空欄方式で読む方が自然
what は「名詞穴埋め問題の空欄」と同じ動き。
✔ 後ろの文が絶対中身になる
空欄を埋めるのは “必ず後ろにある情報”。
✔ 日本語と違い、英語は“先に形→あとで中身”
空欄とする事で語順の違いが見えやすくなる。
🟩 まとめ:空欄モデルの最終形
✔ What = 未確定の情報を後ろの文で埋める“空欄”
✔ What = 名詞の位置に置かれたブランク
✔ 何が入るかは100%後ろの文を読むと分かる
**What の使い方を完全に理解するには
① 5文型
② 疑問文の作り方(語順)
の両方が必須。**
分かりにくいと思われた方はこちらをご覧ください
✅ what の文法的分類(4つ)
① 疑問代名詞(interrogative pronoun)
What are you doing?
=「何をしているの?」
➡ 質問に使う “何?”
文の中で 名詞の代わり になる。
② 疑問形容詞(interrogative determiner)
What color do you like?
=「どんな色が好き?」
➡ 後ろの名詞(color)を 修飾 して質問する 形容詞的 what
③ 関係代名詞(relative pronoun)※先行詞なし
I know what he said.
=「彼が言ったことを知っている」
➡ 「~するもの/こと」という 名詞節(=名詞の箱)を作る what
※先行詞がないので “複合関係代名詞” とも呼ばれます。
④ 限定詞(determiner)=名詞を限定
I’ll eat what food I can.
=「食べられるだけの食べ物を食べる」
➡ “どの〜でも” のように名詞を限定する特殊用法。
(古風・文語的で頻度は低め)
Who / Which / When / Where / Why / How は名詞の後に置いて関係詞になるがWhatだけはthe thing which の意味を自分で内包しているので名詞の後には置けません。
whatは他に感嘆文を作る働きがありますが次回の疑問文と感嘆文で説明させていただきます。






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