完了形も受動態も「過去分詞」が分かればサクッと分かる!

英文法

英語の文法で苦手な人が多い「完了形」と「受動態」。

学校では別々の文法として習いますが、実はどちらも過去分詞のイメージが分かれば、とてもシンプルに理解できます。

今回は、過去分詞の本当のイメージから見ていきましょう。


過去分詞とは?

過去分詞とは、一言で言えば

「その動詞が終わった状態」

のことです。

例えば、

  • break → broken(壊れた状態)
  • write → written(書かれた状態)
  • close → closed(閉じられた状態)

どれも「動作そのもの」ではなく、

動作が終わったあとの状態

を表しています。


have と組み合わせると「完了形」

have のコアイメージは

「持っている」

です。

つまり、

「終わった状態」を持っている

ということになります。

例えば、

I have finished my homework.

宿題を終えた。

finish が終わった状態を今持っている。

だから現在完了になります。

他にも、

I have lost my key.

鍵をなくした。

「鍵をなくした状態」を今も持っているため、

今も鍵がないことが伝わります。


be動詞と組み合わせると「受動態」

be動詞は、

「主語の状態」を表す動詞

でした。

そこへ過去分詞を組み合わせると、

その動詞がなされた結果、今その状態である

ことを表します。

例えば、

The window is broken.

その窓は割れている。

broken は「壊された状態」。

be動詞はその状態を表しているので、

「その窓は壊された結果、今その状態」

という意味になります。

もう一つ見てみましょう。

The room is cleaned.

その部屋は掃除されている。

これも、

掃除という動作が終わった結果、

部屋がその状態になっていることを表しています。


名詞の前では形容詞のように使う

過去分詞は名詞の前に置くと、

形容詞のようにその名詞を限定できます。

例えば、

a broken window

壊れた窓

boiled eggs

ゆで卵

どちらも、

その名詞がどんな状態なのかを表しています。


名詞の後ろでは説明になる

今度は名詞の後ろに置くと、

前の名詞を詳しく説明します。

例えば、

the language spoken in Australia

オーストラリアで話されている言語

spoken in Australia が

language を後ろから説明しています。

もう一つ。

the books written by her

彼女によって書かれた本

こちらも、

written by her が books の説明になっています。


分詞構文でも考え方は同じ

分詞構文も、

実は考え方は変わりません。

例えば、

Shocked by the news, she cried.

その知らせに驚いて、彼女は泣いた。

直訳すると、

「知らせによって驚かされた状態で、彼女は泣いた」

というイメージです。

つまり、

過去分詞は

「動詞が終わった状態」

を表しているだけです。

もう一つ見てみましょう。

Encouraged by his teacher, he studied harder.

先生に励まされて、彼はもっと勉強した。

これも、

「励まされた状態で」

勉強したということになります。

分詞構文だから特別な意味になるわけではありません。

過去分詞が「状態」を表していることは変わらないのです。


まとめ

過去分詞のイメージは、

「その動詞が終わった状態」

これだけです。

そこへ、

  • have(持っている) が付けば、終わった状態を持っているので「完了形」
  • be動詞(主語の状態) が付けば、その状態を表すので「受動態」
  • 名詞の前なら、その名詞を限定する形容詞のような働き
  • 名詞の後ろなら、その名詞を説明する働き
  • 分詞構文なら、「〜された状態で」という状況説明

になります。

つまり、学校では別々に習うこれらの文法も、

過去分詞=「その動詞が終わった状態」

という一つのイメージで、すべてつながっているのです。

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